広報マンが行く!インド出張レポート④ルールケラ編
「インド出張レポート②グルグラム編」はこちら:https://www.konoike.net/journal/detail/indiareport_2.html/
「インド出張レポート③ライプール編」はこちら:https://www.konoike.net/journal/detail/indiareport_3.html/
日本では日々行われている改善活動も、インドでは形骸化していたり、もともと仕組み化されていないケースが多いようですが、FSNLでは、少しでも業務を安全かつ円滑に行うための改善を強化しています。
例えば、重大災害には至らなかったものの、事故につながる危険を感じた事例を共有するヒヤリハット。現地ではこれを「ニアミスレポート」と呼んでいました。ですが、この呼び名では自分の失敗を報告するような印象を与えて書きたがらない。だから、FSNLでは「サプライズレポート」と呼ぶことにしています。些細な工夫ですが、提案件数は増加したそうです。
また、定期的に安全担当者が参加して行われる安全ミーティングでは、日々の安全具の確認や危険箇所の改善案を検討します。この日は、特に危険なスラグピット(スラグを冷却して集積する場所)での作業の安全性を高める方法について話し合いました。その後すぐに実際の現場を巡視し、さらに議論を重ねることで、改善案をブラッシュアップしていきます。
今回の出張でインド事業の全貌を見たわけではありませんが、そこで働く人々と行動をともにするなかで強く感じたのは、彼らがインドの社会が本当に必要としていることに愚直に耳を傾けていること。100以上の言語、複数の宗教、複雑な社会階層――。他の国で成功した事例がそのままうまくいくほど、インド市場は甘くはないと、駐在員も口を揃えて話していました。だからこそ、現地スタッフと協力し、双方の良さを生かし合うことが、他の国よりも大切なのかもしれません。
また、分野によってはまだまだブルーオーシャンのインド市場で、利益だけを考えるのではなく、医療・製鉄・農業といった人々の生活基盤を支える課題解決に挑んでいる。かつて、氾濫する淀川の開削工事から始まった、社会の基盤を革新するという鴻池運輸の創業当時の理念が、時間と空間を越えて今も息づいているのを実感しました。
まとめると――色々やってるけど、芯はブレてない。
改めて「KONOIKEって面白い会社だな」と思う2週間でした。
KONOIKEグループのインド事業に引き続きご期待ください!
最後に、インドで働く仲間とKONOIKEグループの安全と成功を祈願して。